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Archlinuxのインストール [Hummingboard]

 HummingBoard-i2eXが届いた。早速、Archlinuxをインストール、他にXBian、OpenELEC、Ubuntu14.04等も試したが、結果としてArchlinuxを選択した。ただArchlinux、U-boot自体、初めてなのでインストールから苦戦を強いられ、使いこなすには相当時間がかかりそう。やっとインストールできたので、取り敢えずその手順を。
(1)取り敢えずの手順
 インストールは「CuBox-i | Arch Linux ARM」や「ArchLinux - CuBox-i Wiki Pages」を参考にした。後者は前者の手順をスクリプトにより自動化したもので基本は同じ、いづれでもOSまで起動出来なかった(9/20追記:2014-09-12版ArchLinuxARM-imx6-cubox-latest.tar.gzで前者手順で正常OS起動できたので、以下記事中のSPL、u-boot.img入替え不要)。やったのは後者の「make-sdcard」スクリプトによる手順。(作業はUbuntu 14.04 PC上で)
$ wget http://archlinuxarm.org/os/ArchLinuxARM-imx6-cubox-latest.tar.gz
$ wget https://www.dropbox.com/s/e0my9z0tq644wam/make-sdcard
$ chmod +x make-sdcard
$ sudo fdisk -l # 作成するSDカードのドライブを確認
$ sudo ./make-sdcard /dev/sdX ArchLinuxARM-imx6-cubox-latest.tar.gz
本来であればこのmicroSDで正常に立ち上がる筈だが、結果として作成された一部フィアルを差替える必要があった。具体的には、このmicroSD内のBoot配下の
$ ls -l /media/hoge/Boot
合計 6771
-rw-r--r-- 1 hoge hoge 31744 8月 11 20:08 SPL
-rw-r--r-- 1 hoge hoge 43332 8月 11 21:36 imx6dl-cubox-i.dtb
-rw-r--r-- 1 hoge hoge 42379 8月 11 21:36 imx6dl-hummingboard.dtb
-rw-r--r-- 1 hoge hoge 43789 8月 11 21:36 imx6q-cubox-i.dtb
-rw-r--r-- 1 hoge hoge 227204 8月 11 20:08 u-boot.img
-rw-r--r-- 1 hoge hoge 6543872 8月 11 21:36 zImage
「SPL」、「u-boot.img」の2ファイルを以下で作成した古いものへ置き換えた。
 まずクロスコンパイル環境のインストールと環境変数の設定。(「Building the kernel and u-boot for the CuBox-i and the HummingBoard - CuBox-i Wiki Pages」を参考にした。)
$ sudo apt-get install gcc-arm-linux-gnueabi
$ export ARCH=arm
$ export CROSS_COMPILE=/usr/bin/arm-linux-gnueabi-
次に「u-boot」のソース(gitリポ)取り込みとコンパイル。
$ git clone https://github.com/SolidRun/u-boot-imx6.git
$ cd u-boot-imx6
$ git checkout b203583
$ make mx6_cubox-i_config
$ make
$ ls -l SPL u-boot.img
-rw-rw-r-- 1 hoge hoge 39936 8月 16 23:51 SPL
-rw-rw-r-- 1 hoge hoge 298420 8月 16 23:51 u-boot.img
「git checkout b203583」で2014年3月4日コミットされたソースに戻している。あとは、
$ sudo cp SPL u-boot.img /media/hoge/Boot/
でmicroSDへ上書きコピー。このSDをHummingboard-i2eXへ装着、やっとArchlinuxのログインプロンプトを表示させることが。
Arch Linux 3.10.30-27-ARCH

alarm login: root
Password: (root)
[root@alarm ~]# uname -r
3.10.30-27-ARCH
このあと、コンパイル済みのものが以下のところにあることが判明、
$ wget https://www.dropbox.com/sh/gn17qpuislhpnvo/AAAj-gyaLMginDIlqDY4CDn6a/busybox.tar.xz
$ mkdir tmp/
$ tar xvfJ busybox.tar.xz -C temp/
$ ls -l temp/u-boot/
合計 356
-rw-r--r-- 1 hoge hoge 39936 3月 4 13:46 SPL
-rw-r--r-- 1 hoge hoge 79 2月 24 09:34 serialcon.txt
-rw-r--r-- 1 hoge hoge 297652 3月 4 13:46 u-boot.img
.............................................................................
たまたま見つけたとはいえ、こちらの方が断然お手軽。

(2)もう一つの手順。多分、こちらの方が正解に近いかも..(追記)
 「SPL」、「u-boot.img」の2ファイルは古いものへ差替えずにそのまま。代りに「boot.scr」を新規作成、以下がその作成手順。
$ sudo apt-get install u-boot-tools
$ cd /media/hoge/Boot/
$ sudo vi boot.txt
setenv bootargs 'root=/dev/mmcblk0p2 console=ttymxc0,115200
video=mxcfb0:dev=hdmi,1920x1080M@60,if=RGB24,bpp=32'
load mmc 0:1 0x18000000 imx6q-cubox-i.dtb
fatload mmc 0:1 0x10800000 zImage
bootz 0x10800000 - 0x18000000
$ sudo mkimage -A arm -O linux -T script -C none -n "U-Boot commands" -d boot.txt boot.scr
これでもArchlinuxのログインプロンプトを表示させることができた。
 
 現状、Archlinux+XBMC(+iptvsimple)+S880で"Media Center"として使用中だがCPU、GPUパワーを実感している。余り期待していなかったが動作も思っていたより安定している、安定性の方はRaspbmcほどではないと思うが。
 それにしても試行錯誤、しばらくはこの繰り返しですね。
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「MyGica S880」(USB ISDB-T)+「recdvb」でリアル視聴 [録画・再生]

S880.png 久々の更新、ほぼ一年間の空白...。

 南米向けUSB地デジチュナー「MyGica S880」(写真左)が少し安くなっていたのでつい買ってしまった。同じUSBの「MyGica S870」に比べると格段に小さいので、RaspberryPi用ということで。
 早速、「Raspbmc+iptvsimple」(過去記事参照)へ導入してみた。


・アンテナコネクタ
 同梱されてきたのは「PALメス-MCXオス」(写真中)、南米向けなので当然と言えば当然なのだが、日本標準はF型になるので「Fメス-MCXオス」(製品名:F7-MCX【COMON製】)(写真右)を別に購入した。ちなみに地デジチュナー側は「MCXメス」になっている。

・「Raspbmc+iptvsimple」でリアル視聴
 Raspbmc(この時点の最新版)へ「S880」を挿入すれば何もせずとも認識。
$ uname -r
3.12.21
$ lsusb
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Bus 001 Device 005: ID 2019:ed17 PLANEX GW-USValue-EZ 802.11n Wireless Adapter [Realtek RTL8188CUS]
Bus 001 Device 006: ID 187f:0600 Siano Mobile Silicon
$ ls /dev/dvb/
adapter0
$ dmesg
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
usb 1-1.2: New USB device found, idVendor=187f, idProduct=0600
usb 1-1.2: New USB device strings: Mfr=1, Product=2, SerialNumber=0
usb 1-1.2: Product: MDTV Receiver
usb 1-1.2: Manufacturer: MDTV Receiver
smscore_load_firmware_from_file: line: 1168: failed to open firmware file "isdbt_rio.inp"
DVB: registering new adapter (Siano Rio Digital Receiver)
usb 1-1.2: DVB: registering adapter 0 frontend 0 (Siano Mobile Digital MDTV Receiver)...
ファームウェアが無いと言われるので付属CDから以下手順でインストール。一旦ドライバをWindowsへインストールし、出来上がった「isdbt-rio.inp」をRaspbmcへコピー。
$ sudo cp isdbt_rio.inp /lib/firmware/
一旦Windowsへインストールするのが面倒な方は以下の方法でも可能。
$ wget http://plex-net.co.jp/plex/px-s1ud/PX-S1UD_driver_Ver.1.0.1.zip
$ unzip PX-S1UD_driver_Ver.1.0.1.zip
$ sudo cp PX-S1UD_driver_Ver.1.0.1/x86/i386/isdbt_rio.inp /lib/firmware/
前者とファイルサイズは異なっていたが自身の環境では問題なく動作している。気になる方は前者の方法が無難。
 視聴ツールはカーネル標準デバイス(DVB版)対応の「recpt1」とも言うべき「recdvb」(「recdvb (PX-S1UD用recpt1)の公開・インストール」 『Sat's space』)を導入した。個人的に久しく待望していたもの、横道になるが録画ソフト「epgrec(UNA)」で若干の設定ファイル変更だけでそのまま使えるようになるのでは。
 話を戻してコンパイルは以下手順で。ただし「libarib25」や「pcsclite-dev」などは導入済が前提になるが、ここを参考にすると良いかもしれない)
$ sudo apt-get install build-essential automake libtool
$ wget http://www13.plala.or.jp/sat/recdvb/recdvb-1.2.0.tgz
$ tar xvfz recdvb-1.2.0.tgz
$ cd recdvb-1.2.0/
$ ./autogen.sh
$ ./configure --enable-b25
$ make
$ sudo make install
これで試しに
$ recdvb --b25 --sid hd --strip 30 27 test.ts
として出来たtest.tsが再生できればOK、ちなみに自身は他マシン(ubuntu)で再生して確認した。
$ scp test.ts user_name@xxx.xxx.xxx.xxx: # raspbmc側
$ cvlc test.ts # ubuntu側
正常動作が確認できたら、httpデーモンで起動しておけばraspbmcの「ライブTV」でリアル視聴が可能となる。(Raspbmc「ライブTV」の設定は過去記事を参照)
$ recdvb --b25 --sid hd --strip --http 8800
$ cat iptv.m3u (playlistの例)
#EXTM3U
#EXTINF:-1 tvg-id="GR_1024" tvg-logo="GR_1024.png" group-title="地上デジタル",NHK総合
http://localhost:8800/27
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
これでRaspberry PiがStandaloneな環境で「ライブTV」が一様、可能となるが、このままでは電流不足でセルフパワーUSBハブが別に必要だったりする。この辺も先人達の成果を参考にさせてもらったので、後日紹介したい。(新型の「Raspberry Pi B+」では電源周りが強化されたようでこの辺の課題は解消されているのかも知れないが、既に「Humming Board」を注文してしまったので、これはこれとして暫くは使い続けることに..)

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